行ってみた!

晩秋の、ひとり静岡旅日記。三保松原から沼津港へ。

昨日まで、一泊二日で静岡に滞在してきました。

まったく予定にない旅でしたが、一昨日の朝「やたら天気もいいし、そうだ静岡行こう!」と、急に思いついた次第。

筆者は東京・品川の外れという、食料品すらマトモに有り付けない不便な場所に住みますが、こと交通の便だけは異常に良いんです。新幹線も飛行機も。

ということで思いついた直後、一泊分だけ荷物をまとめ…

その30分後には楽天トラベルで宿を予約し、品川駅で静岡までの往復切符を買い…

こだま号の自由席に飛び乗ったのでした。

まぁこんな芸当ができるのは、住む場所以前に「休職中のひきこもり」ゆえなんですけども。

未踏の景勝地「三保の松原」へ。

では、静岡のどこへ行きましょうか。

今は一人でのんびりしたかったので、まず富士山でも眺めに清水エリアへと向かい、そこから三保の松原(みほのまつばら)を目指そうと思いました。

静岡でこだま号を降り、東海道本線に乗り換えて清水へ。

しかし最近の駅舎は、どこも整えられてるなあ。。

そんな見事に整備された、清水駅江尻口のバスターミナル3番のりばに停車中の「しずてつジャストライン三保山の手線」に乗り込み…

「三保松原入口」で下車。30分くらい乗ったかな?

バスの車中は、地元のお年寄りと学生らが10人ほどが乗車するも、この停留所で降りたのは筆者だけでした。

そこから更に、三保の松原「入口」まで20分ほど歩くのです。

その道中は、ごく普通の住宅街といった趣き。

…このように公共交通機関を使うと時間がかかり、なかなか到達難易度は高めなので、通常は車で向かう(周辺には市営駐車場が充実)のがベストでしょう。

ともかく三保の松原の入口に到着すると、今度は「神の道」と呼ばれるボードウォークを進みます。

神の道は木製の平坦な歩道で、人が行き交う程度の道幅があって歩きやすかった。

どれも樹齢2~300年という鬱蒼とした松林を抜けると、15分ほどで海岸に出ました。

いきなり砂浜になり、急に足元が悪くなります。

この日は好天で、運良く駿河湾越しに富士山が見えました。

松原と流木で覆われた海岸沿いの景色は、なかなか筆者好みな荒涼とした風景。

落下寸前の松ぼっくりに、えも言えぬ「侘び寂び」を感じます。

有名な景勝地の割にまばらな人出(わざわざ月曜日に出向いたので当たり前ですが…)で、元気な中高年達と、たまにカップルが点在。

それと釣り人が結構いたのが意外でした。地元の人でしょうか?

海岸から離れると、巨大な「羽衣の松」が。この松は3代目で、御穂神社の御神体なんだそうです。

イイ感じに枯れた土産物屋に哀愁を感じつつ、そろそろ名勝・三保の松原を後にしましょう。

感想としては、上の商店もそうですが、ここは観光地でありながら商売っ気を感じないのが印象的でした。

もちろん三保の松原に鑑賞料なんて不要だし、近隣の市営駐車場は無料。

東伊豆や鎌倉のような活気はありませんが、程よい寂れっぷりで、筆者としては居心地が良かったです。

ただ、また来たいか…と問われるとビミョーな感じもします。次に行くのは、ここの味わいを思い出した老後頃かもしれない。

余談ですが、バスで清水駅に戻り、ホテルで飲み食いする買い物をするため駅前の「銀座商店街」へ向かいました。

こちらも、なかなかの佇まいですね。

なぜかももクロメンバーらが居並ぶ中、これまた意味不明に同席する遺影のようなピエール瀧氏。そういえば、電気グルーヴの二人は静岡だったね。

駿河湾を味わいに、沼津港へも。

三保の松原巡りを終え、宿泊先の興津駅へ。清水駅の隣です。

翌朝は火曜日でしたが、当初尋ねるつもりだった静岡県立美術館で開催中なのは「幕末狩野派展」というエキシビション。

ところが筆者的にイマイチ気乗りせず、行くのを取りやめちゃいました。

その代わり、興津から東京方面へ戻る東海道本線「沼津」で途中下車し、品川では味わえない美味い魚を堪能しようと思います。

ここでも、駅から目的地まではバス移動。

前日の三保の松原ほどは遠くなく、沼津港へはおよそ10分ほどで到着です。

沼津漁港は、今をときめく魚市場と飲食街が同居する人気観光スポット…なんですが、ここもまた平日ゆえ、人出はまばらでした。

筆者は沼津港に何度か訪ねたことがあり、早速行きつけの「かもめ丸」へ。

ここのお店は、桜海老と生シラス、それとアジが乗っかった「ぬまづ丼」で名高いのですが結構ヘビーなので、まずは「アジフライ」を単品で注文。

あいも変わらずふわふわで肉厚で、堪能しました。

続いて地魚を味わうつもりでしたが、さっきのアジフライ2尾の重厚さに撃沈。今日はここまで…。

かもめ丸を出たすぐ目の前では干物が干されていて、そいつを目つきの座ったドラネコが狙っていました。

もう少し。。

と、ここで筆者に気づき悠然とご退散。なんだか悪かったね。。

ところで沼津は今「ラブライブ・サンシャイン」というアイドルアニメを大プッシュ(作品の舞台らしい)していて、街中に彼女らのビジュアルがあふれていました。

ということで港から駅までは、こちらのド派手なラッピングバスで輸送されたのでした。

ラブライブ号に乗せられ運ばれる休職2ヶ月目のオヤジ。はたから見ると、なかなかシュールな絵ですよね。

そして沼津から品川までは、東海道本線で帰途につきました。

熱海から900円のグリーンカーも、ささやかなお楽しみ。

ちなみに移動中はずっと、滝本竜彦さんの「NHKにようこそ!」を読んでました。

情けない主人公とは世代こそ違えど、今の自分とオーバーラップしている気がして、最後まで心に沁み入る旅でした。

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