ガジェット / モノ

ブロガー・インスタグラマー視点による、高級コンデジ「FUJIFILM X100F」レビュー。

先日、かねてより興味のあったデジタルカメラ「FUJIFILM X100F」を入手しました。

筆者のように、ちょっとビジュアルに凝りたいブロガーや、Instagramで写真をアップする方なんかは「高級コンパクトデジカメ」の導入をお考えかもしれませんね。

スマートフォン全盛の昨今ですが、実は今、高価格帯のコンパクトデジタルカメラが大流行中なんです。

大きくて明るいレンズ、優れた解像度、一眼レフのようなボケ味…。このような専用機ならではのスペックはスマホカメラには真似できず、あなたの作品を確実にグレードアップしてくれるでしょう。

今回はそんな高級コンデジのひとつ「FUJIFILM X100F」を、ブロガー視点でレビュー。

といっても、筆者は最近まで「iPhoneで被写体をタッチするとピントが合う」ことすら知らなかった「超ド素人」ゆえ、至らぬ部分は何卒ご容赦くださいませ。

FUJIFILM X100Fを手に入れるきっかけ

筆者がFUJIFILM X100Fと出会ったきっかけは、ネット上でのレビュー記事か何かででした。

当時は一眼レフやミラーレスを含めカメラ熱が高まっていた時期で、どんなモデルがあるのか探していたんですね。

ぼくは他のブログも運営しているのですが、そこで使用する画材は手持ちのiPhone SEで撮影したものか、フリー画像サイトPixabayがもっぱら。

出展: https://pixabay.com

(ブログやってらっしゃる方、このPixabayは本当におすすめですよ!)

そうしているうちに、だんだん自分でおしゃれな画像を調達してみたくなりました。

といっても筆者は、最近までiPhoneで被写体をタッチするとピントが合うことすら知らない(以下略)。

そんな輩が、いきなり一眼レフやらミラーレスやら、恐れ多きと悩んでいたところ…ふと、検索画面にこんなカメラが。

出展: https://fujifilm.jp/

このカメラを目にしたとき、何とも言えない懐かしさを感じたんですね。

なぜなら、亡き親父が大事に使っていたコンパクトカメラにそっくりだったから。まあそれはいいとして。

調べてみると、FUJIFILM X 100Fは一眼レフやミラーレスではなく、デジタルカメラに位置付けられるモデルらしい…これなら素人でも扱えるかも?

ただ10万円越えというプライスで、これには大いに苦悩させられましたが…1ヶ月後、とうとう手に入れました!

カメラらしい見た目にノックアウト!

筆者がFUJIFILM X 100Fを選んだ決め手は、スペックよりも何よりも、ノスタルジー溢れるかっこいいルックス!

ネオレトロ的とでもいうか、このクラシカルなデザインは、FUJIFILM X100F最大の美点といっても過言ではないでしょう。

単焦点でズームが使えないだの、液晶モニターがチルト式じゃないだの、そんな弱点など吹っ飛んでしまうほどの魅力です。

相棒として長く使い倒すため、モノとしての愛着が持てるかは、ある意味スペック以上に大きな要素ではないでしょうか?

控えめなサイズ感で持ち運びやすく、カバンからサッと取り出せる

他の高級コンデジにはより小さいものもありますが、デジタル一眼やミラーレス機に比べればコンパクト(幅126.5 x 高さ74.8 x 奥行き52.4mm)。

しかも単焦点レンズゆえ、出っ張りが目立たない「箱型」をしています。

望遠レンズではないので撮りたいモノをアップにすることはできませんが、その分手軽に持ち運べ、気楽にカバンに放り込める。

で、すぐに取り出しカシャ!

日常使いのスナップ撮影に、望遠が欲しいシーンなどそうそうないと思うのですが、いかがでしょう?

どうしてもという時は、その物や人に寄って撮ればいいだけですしね。

ビックリするぐらい綺麗にボケる

そろそろ画質面に迫ってみましょう。

筆者が感じるFUJIFILM X100Fの持ち味は、明るいレンズ(F2.0)ならではの自然で美しいボケ味が簡単に得られることです。

その威力を確かめるべく、今朝ちょっと近所の運河沿いを歩いてきました。

ここ天王洲にほど近い高浜運河は、ジョギングやウォーキングコースとして整備されていて、周囲はカモメやカルガモなどの水鳥や、様々な植物が群生する水上公園。

その植物たちを撮ってきました。すべてオートです。

FUJIFILM X100Fの持つ表現力のおかげで、ド素人なりにこれぐらいの写真は撮れるということですね。

スマホのカメラでは決して表現できない、ドリーミーでとろけるようなボケ味でしょう?

ソフトフォーカス気味なのは筆者の技量もありますが、FUJIFILM X100Fの特性…というか「味」だと思いますよ。

単なる日常風景を「絵になるシーン」に切り取ってくれるので、筆者のような雑記ブロガーとしてはとても嬉しいのです。

10cmまで寄れるので「ブツ撮り」に便利

ブログやインスタを楽しむ方は、やはり「身近なモノ」を撮影するシーンが多いのではないでしょうか。

レビュー記事ならその製品や、素敵なカフェやランチのスナップなんかですね。

モノに寄って撮影するには「撮影可能範囲」というスペックをチェックする必要がありますが、FUJIFILM X 100Fのレンズは10cmまで近づけることができます。

デジタル一眼やミラーレス機の標準レンズは意外に近づけない場合があるので、これは嬉しいポイント。

ということでFUJIFILM X 100Fで食べ物の写真を撮りに、さきほどの運河沿いにあるレストランT.Y.HARBORへ立ち寄ってみました。

最初にオーダーしたのは「本日鮮魚のカルパッチョ」(980円)と、「コカコーラ・ゼロ」(600円)。

なんかパクチーにピントが合ってしまい、全体的にぼやけてしまいましたね。。

もう少し寄った写真が欲しかったので、今度は「シュリンプナシゴレン、フライドエッグ、チキンサテー」(1,900円)を注文。泣

ランチにしては手痛い出費ですが仕方がありません…ほどなくプレートが来たので、カバンからカメラを取り出しパチリ!

ちょっと思ったのは、ボケ味はすごく良くて立体的に描写してくれるんですけど、もう少しカチッと写ってくれないかな?ということ。

価格コムの口コミ掲示板にも似たような投稿がありました。

もう少し「絞る」ことで質感をカチッとさせることは出来るでしょうが、暗い店内だと難しいでしょうね。

とにかくソフトフォーカス気味になるのがFUJIFILM X100Fの特性だと思うので、その辺りを導入の判断材料にするのが良いと思います。

苦手な方もいるでしょうが、筆者はむしろドリーミーに表現する持ち味として、愛着を持って受け入れていますよ。

スマホへ転送するための「無線LAN機能」は?

今どきのデジカメはスマートフォンとの連携を意識し、軒並みWi-FiやBluetoothによるデータ転送機能が用意されています。

撮った写真を無線LANを使ってスマホに転送し、すぐにTwitterやInstagramへアップすることができなければ、このご時世お話になりません。

FUJIFILM X100Fでは、撮影した写真データをからスマートフォンへ転送するため、FUJIFILM Camera Remoteをスマホにインストールする必要があります。

早速試してみたのですが…筆者の環境では何度やっても接続に失敗し、画像を転送することができません。

ネット上の評判を見ても富士フイルムのアプリは完成度が低いらしく、残念ながら「カメラからスマホへ転送→即アップ」というフローを実現できませんでした。

したがって、スマホにせよPCにせよ、FUJIFILM X100Fから写真データを送るには今まで通り「SDメモリカード」を使うことになります。

対策としては、PCへ送る場合はデスク上にスタンドできるタイプのUSBハブがあると便利ですし…

iPhoneやiPadへ送るには、このような変換アダプタ(Apple Lightning – USBカメラアダプタ等)を常時携帯することです。

しかし、Bluetoothはおろか通常の無線LAN接続も満足に行えないのは、ブロガーやインスタグラマー視点からすると大きな減点ポイントと言わざるを得ません。

この問題を解決するべく「FUJIFILM Camera Remote」の早急な改善を望みます。

初心者がすぐに撮影できる方法を伝授!

FUJIFILM X100Fは、いわゆる高級コンデジにカテゴライズされますが、スマホカメラのようにシャッターボタンを押すだけではうまく撮れません。

反面マニュアル設定で自由度の高い撮影が楽しめますが…ちょっとしくじると、ご覧のようなヒサンな作品になってしまいます……。

これは「白飛び」という現象で、露出(カメラの撮像素子に光を当てること)させ過ぎたのが原因。

露出の設定がマニュアルに設定されていて、何も考えずシャッターを切った結果です(恥)。

このあたりが、スマホに慣れた人からすると「カメラって難しい!」と思われるところですよね。でもだいじょうぶ!

これからどんな初心者でも、マトモな写真を撮る方法をお教えしますから。

まずはオートで撮ってみよう

ここからは、FUJIFILM X 100Fを買ってきてすぐに撮影できる方法を説明しましょう。

これからスマホカメラのように、すべてカメラ任せのオートで撮影を行います。

① シャッタースピードを「A(オート)」にする

② フォーカスモードを「S(シングルAF)」にする

③ 絞り設定を「A(オート)」にする

これで、カメラが自動的に適切な設定にしてくれます。

あとはスマホと同じように、撮りたいモノにカメラを向けてシャッターボタンを押すだけ!

おっと、シャッターボタンは「半押し」でピントを合わせてから、「全押し」して撮影しましょうね。

今日の処方箋

  1. FUJIFILM X100Fは、くれぐれも未完成なスマホ連携機能に折り合いがつく方だけがお求めください。
  2. 甘いフォーカスを「ドリーミーな味」と思える方もどうぞ。
  3. もしもデザインに惚れてしまったら「モノとしての魅力」を信じて身を委ねましょう。

今回は「ブロガー目線」で、FUJIFILM X100Fについて書かせていただきました。

筆者は実際に購入しただけあり、このカメラの魅力にゾッコンです。

しかし、特にインスタグラマーの方からすると「スマホとの連携が命」ゆえ、お粗末な無線LAN機能が大きな問題となるのも事実。

それでも多少不便ですが先に挙げたような対策は打てるので、FUJIFILM X100Fの持つ表現力と、レトロフィーチャーなデザインに惚れ惚れされた方であれば文句なくおすすめですよ!

本日のカルテは、ここまで。

いろいろあるけど「手がかかる子ほど可愛い」とも言うしなあ。。

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